オートクチュールの作品のイメージで職人達によって作り上げられた美しく洗練された場、ホテル・ラ・タミスがパリ市モード美術館をご紹介します。
1898年にガリエラ公爵夫人の為に建築家ポール=ルネ=レオン・ジナンによって作られたこのネオ・ルネッサンス« 芸術 »様式の美しい宮殿は現在パリモード美術館を収容しています。元々は公爵夫人が17世紀にヴァン・ダイクによって描かれた家族の肖像から始まり、何世紀もかけて常時集められた個人美術コレクションの所蔵を望んで作られたものでした。彼女の死後、その財産は彼女が心から愛したパリ市に遺贈されました。20世紀半ば、パリはモードの中心都市として有名となり、その時代の洋服の魅力は増大しました。ガリエラ宮はまず衣装美術館、次にパリ市モードと衣装美術館、改装修復工事の後2013年にガリエラ宮・パリ市モード美術館となりました。
ガリエラ宮の特徴は展示品の傷みやすさから企画展のみを行っているということです。18世紀から今日までの信じられないほど豊富なコレクションを所蔵しています。
異なった部門の所蔵品 :